明日になれば彼は

 

明日は私がどんな時も応援していたい人の手術がある。

 

緊張するかなぁ?どうかなぁ。

だけど、今までたくさん準備してきたから大丈夫。

 

手術するにあたって、いろんなこと考えたかなぁ。

考えただろうな。

 

私は自分が目の手術をするって決めるまで、

病院に行ってみてから決意するまで1年かかった。

そしてその1年という期間も、ずっと考えてたわけじゃなくて

こわいからやらなくていいかな、ってやめようとしてたの。

 

その人の手術は、私がした手術よりも大変なんだって。

 

ニュージーランドで暮らしていた時、

私はタウポ湖という南半球で一番大きな湖がある町に住んでいて、

その湖で1人で泳いだり、泳いで寒くなったら湖の端っこにある天然の温泉が出ている場所に行って、温まるのが好きだった。

湖の端っこから温かいお湯が出ている場所があって、石を積んで自分だけのプールを作ってそこにお湯をためてあっためるのが好きだった。

 

天気が悪い日には、自分以外誰もいなくて

雄大な湖と空を自分だけが見ているみたいな感覚

になった。

 

あの子の心の中には、そんな大きな湖と空があるんだと思う。

嵐の日も、晴れの日も、次々と表情を変える自然が、あの子の心の中にあるんだと思う。

 

こうするって決めていても、波みたいに天気みたいに反復すると思う。

大雨が降る日だってあると思う。

それでもそれを全部包み込んで前に進むあの人がいる。

 

私も明日は鼻を意識して生きるんだろうな。

 

手術が無事終わりますように。

術後の経過が超良好でありますように。

 

気持ちで超えていこう。

とびっきりの応援をあなたに。