一人でも行けるし、登場人物の多いこの旅

今日はお届け物をしに、あの子のお家に届けに行って、初めて宅配ボックスも使ってみて、宅配ボックスが、紙とペンを必要とするものだったなんて知らなかった。

でもたまたま紙(スケジュール帳に付いてる切り取れるメモ用紙)とペンを持ってて、ペンはいつも大体ペンケースを持ち歩いてるけど、スケジュール帳も大体持ち歩いてるけど、お家に行く前に、お手紙を書きたかったから、本屋さんで便箋を買って、その時にペンを見つけて、私の名前が入ってるペン。

それもその子にあげたくなって、そしたら私もその子とお揃いにしたくなって、自分用のペンも買ったの。

その子のお家に行くまでの駅で、途中改札を出る駅があって、そこの駅に付属してる建物にあるカフェで手紙を書いて。

電車では途中まで、UVERworldを聴いて、でもあの子のお家に行くまでの時間がとても大事に思えて、途中からはイヤホンを外して世界の音を聞いて。

あの子の駅について、電車を降りて、本当はまだ明るいうちに行きたかったのに、もう暗くなってて。

水色の空に洗濯物がなびいて、あの子の家の窓が気持ちよさそうに開いているのが好きなんだ。

あなたが気持ちよさそうに風を受けているのを想像して。

あの子の部屋には灯りがついていて、そこにいるんだなぁ〜って。

今日は駅に着く前から緊張して、足が震えそうだったけど何とか持ち堪えて。

帰る時も何回も後ろを確認して、君がベランダに風に当たりに出ないかなって、ふらっと自転車に乗って出かけないかなって。

ポストにメモを残す時に、女の子がマンションのインターホンを押して、口笛が聞こえてこないことにちょっと安心して。私何やってんだ、って。

人のお家の窓をちらちら見ちゃうなんて、人のお家に誰か来たのかなって気になっちゃうなんてストーカーか?なんて思ったり。

帰りに見えるアーチで、いつもきまって散歩に行こうかなってタイミングよく駅まで一緒に歩いてくれる君を思い出す。

焼き鳥屋さんから焼き鳥の匂いが流れてきて、また思い出す。特別ブロッコリーが好きってわけではないと思うのに、ブロッコリーの香りがするんだよ。人の匂いが好きになったのは久しぶり。

後から、手紙にあれを書き忘れたこれを書き忘れたって思い出して、電話にしても何にしてもあとから言い残したことを思い出すばかり。

もうしばらく会えないからって、Perfumeの曲聴きながら家に帰った。

家に着いたらポストを確認して。何かポストから飛び出てるから回覧板かなって。

その飛び出てたものを確認して、えっ。て思わず声が出た。

誰が持ってきてくれたかなんてすぐ分かるよ。

夕刊はもうポストにはなくって、おばあちゃんが夕刊は取ったって。その時はポストに新聞以外は何にも見てないって。

入れ違いだったんだ。

なんか今日行きたいなって思ったから、今日行けて良かった。

最近はUVERworldのライブに行きたいな、って思ってた。

コンサートって誰と行くかも結構大事だよね。あのコンサートだったら誰と行きたいとか。

 

そんな事も叶っちゃったみたい。

時と空を超えて、みせてあげたいって思ってもらえて良かった。