私はそういうタイプ

人の背中を見て、それに背中を押されることってあるんだね。

 

今9月から始まる企画展のためのパンフレット執筆中。

もう去年からずっとやってきたから、正直自分で決めてやってるテーマなのにちょっとだけ飽きてきてた。(本当に正直)

 

自分が何がやりたいか分からなくなってたし。

でも私が机に向かってる時、あの人も同じように文字を打ったり頭を抱えたりしてるんだろうと思うと、そんな姿を想像すると、同じ時にそんな人が存在してるって思うだけで、走ってる時に好きな曲がかかってきて、そんな時にふっと背中を押されたように少しだけ脚が早く回り出すみたいに。

スクワットのフォームを正してくれる手みたいに、ぐっともう一段階先までいけるよう背中を押してくれる手がある。

 

私が書いた文章と、あなたが書いた文章がいつか同じ図書館の屋根の下で出逢えたらいいな。

その時に、本と本が初めましてして、私の文章が恥ずかしいって思わないように。

 

だってあなたが掴もうとしているもの、私だって掴みたいもん。

あなたがやり切るとき、私もやり切ったって思えるように。